北海道糖業株式会社が
「伊達市東小学校ビート植え付け体験」を実施
2025.08.07
地域社会

2025.08.07
地域社会
北海道糖業株式会社は地域の小学校での出前授業を毎年実施しています。
同社が道南製糖所を置く伊達市では、地域産業の理解を深めるために独自のふるさと創生教育「だて学」を掲げており、その一環として本年も伊達市立伊達東小学校で『ビート植え付け体験』を実施しました。
4年生の生徒55人が、小学校内の畑にビートの苗を植える作業を体験しました。道内の農家が5cmほどに育てた苗100株を、同社社員の指導のもと、生徒たちが土に機械で穴を開け、苗を綺麗に整え手作業で植えていきました。
ビート種子やペーパーポットを実際に見せながら、菌や虫から守るために種をコーティングしてから育てることなどを説明すると、その工夫に生徒たちは興味をひかれたようでした。
また、3月からビニールハウスで苗を育てていることや、農家は4月頃からビートの直播・定植作業を実施していること、その他にも国内初のビート糖の製糖工場が作られたのは伊達市であるという歴史についても説明。11月の収穫までの生育期間、栽培方法のアドバイスも行いました。
苗を植えた後の質問時間では様々な質問が飛び交いましたが、なるべく分かり易い言葉で説明する事を心掛け、生徒の皆さんにもビート産業の理解を深めていただきました。
12月には、生徒が育てて収穫したビートから甘味を抽出する授業を予定しています。
こうした取組みは16年程前から続いており、今後もビート・砂糖を通して地域に貢献できるよう、尽力していきたいと思います。