第5回 石垣島さとうきび生産体験研修実施

2024.04.09

地域社会

地域社会に寄り添う分科会にて、「地域社会に貢献する」活動の一環として石垣島製糖株式会社ご協力の元、石垣島さとうきび生産体験研修を実施しました。

作業日当日の天候は雨。2月の石垣島にしては、涼しい中での作業となりました。

鎌や鉈を初めて扱うメンバーもいますが、石垣島製糖株式会社の社員の方から道具の使い方を学び、さとうきびを刈り取っていきます。

お昼休憩を挟み、午後の作業を開始。午前中の雨は止み、午後は晴天となりました。

3月上旬に研修報告会を実施し、社内の方々に今回経験したことを共有しました。

 

参加者の声


午前中は激しい雨、午後は晴天での作業となりました。作業終了後、収穫した生のさとうきびを初めて味見させて頂きましたが、砂糖の甘味の美味しさを実感しました。貴重な体験をさせて頂き有難うございました。

砂糖会社に勤める者として、原料糖が白糖になる工程は理解していたが、さとうきびから砂糖を作るという工程に対して理解が不足していた事を再認識できた。今回の石垣島製糖でのさとうきび手刈り収穫体験を通して、1kgの砂糖を作る事に汗をかいて島で働いてくれている農家の方々、石垣島製糖の方々がいる事で私たちの食卓に安心・安全な白糖が届いているという事実をもっと社会に伝えていく義務があると感じた。

さとうきび畑をこれまでみたことがなかったので、自分自身砂糖会社で働いているという実感を改めて感じる大変良い機会でした。

実際に収穫体験をしてみて、肉体的にも大変な作業でしたが、不要なトラッシュ部分を取り除きながらも原料部分が無駄にならないようなテクニックや頭を使いながらの作業も必要だということを感じました。

東京ではできない貴重な経験をたくさんさせていただきました。ほんの一部を体験しただけではありますが、現場の大変さや仕事内容などについて学ぶことができました。砂糖の製造工程を実物を見ながら勉強できたことでより一層知識が定着したと思います。


 

参加していただいたメンバーにとって、お砂糖の原料となるさとうきびの原点を学ぶ、貴重な経験となりました。来期以降も地域社会に寄り添う分科会が中心となり、さとうきび生産体験研修を実施する予定です。