2024年2月
和菓子縁日初開催

2024.03.13

地域社会

地域社会に寄り添う分科会では、昨年5月の本社移転を機に地域の一員として地域に貢献したい、当社の主要製品である砂糖と関わりの深い和菓子業界を盛り上げたい、という想いで和菓子縁日を企画しました。

高島屋でバイヤーを務めている畑さんと、老舗和菓子屋の榮太樓さんの多大な協力のもと、開催に向けて準備をしてきました。前日は、数時間に及ぶ商品の販売準備やレジ精算のシミュレーションにまでお付き合いいただきました。直接お客様との販売接点がない当社の社員にとっては、非常に新鮮な経験でした。

開催当日の2月2日は、開始時間の11時前から50名を超える列にメンバー一同驚きました。販売開始後も列は伸び続けていましたが、レジ担当のメンバーは見る余裕もないほど必死にお客様対応をしていました。予想を超えるお客様の数にサステナビリティ推進室のメンバーだけでは手いっぱいでしたが、他部署の社員が助けてくれたお陰でなんとか無事販売を終えることができたと思います。

販売は15時終了を予定していましたが、12時半に完売。無事すべての商品を売り切れたという安心感と、一方で、わざわざ遠くから足を運んで来てくれたにもかかわらず商品を購入できなかった方も多く、心苦しい気持ちもありました。

初めての試みでしたが、近隣地域の方々や遠くから来てくださった方々、和菓子屋さん、また社内及び関係会社からの反響も大きく、大盛況だったことを感謝いたします。次回はより多くの方々に和菓子を手に取っていただけるよう、尽力していきたいです。

地域や和菓子業界を盛り上げるだけではなく、当社も一体感を持って楽しく運営を行えたことも私としては非常に嬉しく感じています。地域とのつながりを第一の目標にしていましたが、砂糖を主要商品としている当社としては、直接お客様と関わる機会が少なかったため、今回のイベントでお客様の反応を間近で受け取ることができたことは非常にいい経験でした。新たな視点や感覚を得られたことは、サステナ室員だけではなく、当社の社員全体にもいい影響を与えたのではないかと思います。

地域の方々や和菓子屋さんとの繋がりを持てたことは、地域社会に貢献するための大きな一歩になったと思います。和菓子縁日は今回だけに留まらず、定期的に開催していく予定です。継続的に活動していくことで、地域や和菓子業界を更に盛り上げていけることを目指します。