DM三井グループは、持続的な事業成長と企業価値向上の為には、社員一人ひとりが自分らしく、安心して能力を最大限に発揮できる組織が必要不可欠であると考え、ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）の推進を重要課題と位置づけています。

その取り組みの一環として、まずは組織の核となるマネジメント層の理解浸透を図るべく、DM三井製糖ではマネジメント層を対象に202５年8月から9月にかけてD&Iセミナーを開催しました。今回は、千葉工場、福岡工場、本社、オンラインで計4回実施し、62名が参加しました。

セミナーでは、「“違い”から価値を生み出す現場づくり」をテーマに、当社で起こり得る具体的な事例を用いた講義、グループワークを行いました。共に働くメンバー一人ひとりの価値観や経験といった「違い」を強みとして活かし、新たなアイデアや変化を生み出すためのコミュニケーションなど、参加者は活発な議論を通じて学びを深めました。

参加者からは「新たな気づきや、自身の考えを再認識する機会となった」、「自分の中の『あたりまえ』が、知らず知らずのうちに相手を傷つけていたかもしれないと気づいた」といった声が寄せられ、D&Iへの理解を深め、対話を通じて新たな視点を得る有意義な機会となりました。同時に、「知識は得たが、現場で実践するとなると難しい」、「幹部職だけでなく全社員学ぶべき」といった、次に繋がる貴重な意見もいただきました。対象者を拡大したセミナーの実施を検討するなど、社員の声に耳を傾けながら、誰もがいきいきと働ける職場になるよう今後もD&I推進に取り組んでまいります。