DM三井グループは、「姿かたちを変えながら一生に寄り添い、幸せの時を広げる。」を企業理念として掲げ、事業の源である自然への感謝を忘れずに、その恵みを様々な姿かたちにして広く社会に届けることを目指しています。
これらを実現するためには、お客さま一人ひとりが食を楽しみ、その笑顔のそばにあり続けること、また、地域社会ひいては地球環境が健全で持続可能であることが必要条件となると考えています。 この様な基本認識のもと、私たちを取り巻く地球環境や社会の課題に真摯に向き合うために、サステナビリティ基本方針を策定しました。具体的には、「環境」、「人」、「幸せ」、「健康」、「地域社会」への5つの「寄り添い」をとおして、地球や社会、そして人々の抱える様々な課題の解決を図りながら新たな価値を生み出し持続可能な社会の実現を目指すものです。
あわせて「重要課題」として、気候変動問題、水資源問題、廃棄物問題、人権の尊重、労働安全衛生の強化、ダイバーシティ&インクルージョン、糖分過不足による健康阻害、食品安全の徹底、健康促進・栄養改善、地域経済の発展の10項目を特定しました。私たちの事業活動をつうじて、これらの課題を一つひとつ解決していくことが、全てのステークホルダーの皆さまから認められかつ必要とされる、すなわち私たちの企業としての存在意義です。
私たちは、幸せの時が広がる未来にずっと貢献できる企業グループを目指し、皆さまの「幸せの ちからになる」ために、挑戦を続けてまいります。
当社グループでは、気候変動問題・人権問題等のサステナビリティに関する課題への対応がリスクの低減かつ企業の成長にもつながる重要な経営課題の一つだと認識しております。サステナビリティ経営体制を下図のように定め、経営会議の諮問機関としてサステナビリティ委員会を設置しております。
サステナビリティ委員会は、代表取締役社長を委員長とし、サステナビリティ担当役員、執行役員、外部有識者で構成しており、サステナビリティに関する以下の経営課題への取り組みに関し、DM三井製糖ホールディングス サステナビリティ推進室より報告を受け、経営会議の諮問に応じて審議・検討します。
サステナビリティ委員会は3ヵ月に1回開催され、審議・検討した結果を経営会議に答申します。経営会議は、当該答申内容を踏まえて経営会議で審議した結果を、取締役会に報告又は提案します。